
2018年3月号の「ささき歯科クリニックだより」に掲載されている一部分をご紹介いたします。
今後も発行していきますので、ぜひご覧になってください。
医療技術の革新はすごいです。iPS細胞の再生医療・オプジーポ等の新世代抗がん剤に加え医療ロボット「ダビンチ」のロボット支援手術が、いま注目されています。
飛行機のコックピットのような本体に、2本のアームと3Dモニター用のアームが据え付けられフットスイッチも使いながら操作します。
1台およそ3億円と高価な機械ですがアメリカをはじめ世界でおよそ3800台稼働し手術件数約300万件、日本ではおよそ230台で約3万件以上の手術が行われています。
手術費用も高額ですが、何よりも患者さんの肉体的負担が少ないのが大きなメリットです。
適応範囲も拡大し、消化器外科・胸部外科・泌尿器科・婦人科などで使われています。
従来の内視鏡手術よりも繊細で精密な動作ができるようになりました。
医師たちから「従来の内視鏡手術より侵襲も少なく体の機能を温存できるのではないか」と大きな期待が寄せられています。