2015年12月号の「ささき歯科クリニックだより」に掲載されている一部分をご紹介いたします。
今後も発行していきますので、ぜひご覧になってください。
インフルエンザの予防といえば「うがいと手洗い」ですが「歯みがきと口腔ケア」がインフルエンザの発症を抑えるのに効果があった、という報告があります。
インフルエンザは体の場所では上気道(のど・鼻)感染です。
まずインフルエンザウイルスが上気道粘膜にくっつきます。
そこから体の細胞の中に入り込んでウイルスを増殖させます。
口の中が汚れていると、口腔内細菌がウイルスをくっつきやすくしたり増殖しやすくします。
歯周病やむし歯を放置すると口腔内細菌が多くなりウイルスに感染しやすくなってしまいます。
正しいブラッシングで歯ぐきを引きしめ、みがき残しを少なくすれば、細菌が少なくなりウイルスも増殖しにくくなります。
インフルエンザ予防は「うがい・手洗い・口腔ケア」で年末年始を迎えましょう。